関戸橋の自転車フリーマーケットへ。

かねてから気になっていたイベント「関戸橋 自転車フリーマーケット」。見聞きしたことはあるもののまだ未体験の僕は「今度の週末は関戸橋で…」という会話が自転車好きの知人の間で交わされる度に実 は耳ダンボで「あぁ、どんなイベントなのだろうか…」と心も虚ろ、そわそわしていたのでした。

幸い、好天に恵まれた土曜日の朝、一念発起して、折角だから自転車で行かねばなるまいと、毎晩のお勤め(といっても趣味の飲み疲れ)でたるんだ身体に渇を入れ、輪行して向かった先は川崎駅。ここから多摩川サイクリングロードを遡上して、一路関戸橋へ。

 

普段走り慣れていない自転車道にあくせくしつつも、ようやく辿り着いたのは昼過ぎ。聞くところによれば自転車乗りは早起きさんが多いそうで、朝早い時間帯の方がより賑やかだだとか。ちらほらと撤収モードな雰囲気も。河原に並べられた品々は自転車フリマの名の通り、自転車に関するパーツやグッズなどなど。門外漢の素人である僕には分かる止しもないものばかりで。

 

「お友達はいるかしらー」 と心細くなった矢先、何度かご一緒させていただいた方々を見つけ、尻尾ふりふりご挨拶。自転車を置かせてもらい、なんとも可愛らしい自転車の写真をおねだり。心のタネを噴出しそうになる我が心を抑えつつ、自転車好きの皆様の技術力の高さにただ感服し、特に籠やハンドル、呼び鈴周りの隙の無さに恐れおののきつつも、おっさん化の進行激しい我が身が疲労を訴え、腹は減り、口惜しやといいつつも置いてるパーツの訳も分からずとは言え物欲しそうな気持ちも残しつつ、いそいそと退散。

 

あぁ、噂の「関戸橋」とはこのようなものであったのだなー。とわずかな時間覗いたばかりで分かったような気分になる自分の安さに少し呆れつつも、収まりのよい安堵感に包まれて自転車漕いで帰る根性も無く、最寄り駅から輪行して家路につくのでありました。

 

お相手いただいた自転車スキーのお友達の方々その節はいろいろと有り難うございました。ぬるぬるですみませんが、自転車そのものは大変好きでおりますので、ひとつ、この先もお手柔らかによろしくお願いしますなのです。(ぺこりん)